山深み思い入りぬる柴の戸のまことの道に我れを導け
滝口入道と建礼門院に仕えた横笛の悲恋の寺、滝口寺。
身分の違いから恋を諦め出家し、ここで修行をした斉藤滝口時頼、
自分の心を伝えようと尋ねた横笛を、滝口は同宿の僧に頼みここにはいないと帰します。
横笛は冒頭の歌を残して泣く泣く帰り、滝口は高野山に修行の場を移したのでした。
その後、横笛が尼になったと聞いた滝口入道は歌を送りました。
そるまでは恨みしかとも梓弓まことの道に入るぞ嬉しき
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入道と横笛の悲恋ゆかりの寺ですね。
まだ行った事がないですが、今度祇王寺に行った時には訪ねてみます。
更新は無理せずマイペースが一番だと思います。ぼちぼち行きましょう。
祇王寺の隣にありますが、なぜかここに行く人は少ないですね。
今回久々に行きましたが、茅葺きの屋根がかなり傷んでいたので、
そう遠くない日に改修工事が入るかもしれませんね。