
禅寺では、自分の食の中から少量の生飯(さば)を分かちます。

妙心寺塔頭東林院へ、(撮影:2016年1月31日)

「小豆粥で初春を祝う会」が開かれていました。

先ずは、沙羅の樹が見える方丈に案内されます。

そこで待つこと少し、

福茶と祝菓子が運ばれます。

一品ごとの厄払いや縁起物の意味を噛みしめつつ頂きました。

その後、奥の書院へと案内されます。

書院前の庭園は毎秋に「梵燈のあかりに親しむ会」が開かれます。

書院にて小豆粥で初春を祝います。

頂く前に少量のさばを取り分け、さば器に施します。

集められたさばは、庭に来る鳥や小動物に施されるのです。

千両が咲く東林院で、

小豆粥と精進料理をいただき、一年間の邪気をお払いしました。
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