落椿の名所はおつう伝説の伝わる場所です。
大原に住むおつうは、若狭の殿様に見初められ、
玉の輿となったのですが、病に伏してしまい、
殿様の寵愛も失い、大原の里に帰されてしまいます。
悲観したおつうは大原川に身投げし大蛇へと変化し、
上洛のために大原の里を通過する殿様を襲いますが、
首と尾を打ち落とされ、恨みを晴らせず死んだのです。
おつうの恨みは消えることなく、その日から雷雨が続き、
里の者は恐れをなし、その尾を花尻の森に埋めて供養しました。
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これは見事な落椿。
そういえば昨年も見せていただいたような気がします。
花尻の森ですか。行ったことがないのですが、これが
見られるのなら行ってみたい場所です。
伝説のお話、興味深く拝見しました。
シッポを埋めたから「尻」がつくのかなぁ?
Katsuさん、こんばんは。
ここは大原でも南側になります。
土井志ば漬本舗の北側に位置する橋が花尻橋でそのすぐそばです。
地名の由来は私も知りませんが、打ち落とされた頭の方は、
寂光院に行く途中にある乙が森に埋めて供養されています。