
大切に育てられた藤袴にやってきたアサギマダラです。

大原野の休耕田にある藤袴畑を訪れました(撮影:2015年10月4日)

秋の七草の1つとして知られる藤袴ですが、

環境の変化と共に姿を消し、準絶滅危惧種に指定されています。

1998年に発見された原種を地元住民の皆さんで増やされました。

長距離を移動することで知られるアサギマダラが、

藤袴をお目当てに集まってきました。

長距離を移動することで知られるアサギマダラ、

翅にマーキング(標識)があるものもいました。

こちらは長野県川上村からの蝶だと教えていただきました。

鮮やかな翅色のツマグロヒョウモン、

藤袴畑には雄の蝶が多いようです。

次に見つけたのはアオスジアゲハ、

そして京都ではあまり見かけないイシガケチョウ、

温暖化に伴い分布域が北へ北へと上がっているそうです。

自然の営みを楽しめる藤袴畑を、

地域の子どもたちが作った案山子が見守っていました。
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